我が国では、ますます進む高齢化に対し、健康維持と予防が中心のトータルヘルスケアが重要な時代を迎えております。 この難しい目標を達成することは、分析するだけの今の西洋医学では困難ですが、すでに欧米では、現代西洋医学の得意分野と、その他のさまざまな医療の長所を併せた医療、そして、人間をより全人的・多角的に考える医療が始まりつつあります。 「総合医療」という考え方は、新しい理想の医療を実現するために、今後ますます注目されていくことでしょう。世に新しい概念を定着させていくことは、“言うは易く行うは難し”で、国民生活に密着していくまでには、相当な時間がかかると思っています。 しかしながら、大変重要な意義があることであり、焦らずにできることからひとつひとつやっていくことで、米国に及ぶような領域に持ち込むことができれば、日本の未来に貢献できるものと信じております。
理事長:宮 下 創 平